
昨年、NHKの番組で「出(しゅつ)アフリカ」というのがありました。
私たち人類の祖先は約6~7万年前にアフリカを出て世界各地へと広がっていった・・・という説です。
理由はわからないけど比較的「不安を感じにくい」特性をもつ一定数の人類が現われて出アフリカした・・・ということのようです。
「不安をまったく感じない人」という意味ではなく、チャレンジ精神があり、過度に身構えず、新しい状況に対して比較的柔軟に反応できる傾向があった・・・というタイプらしいです。
一方で、通常レベルの不安を感じる人たちもたくさんいた(恐らくそっちのほうが数は多かった)ハズで、そういう人類はアフリカにとどまり、環境変化に慎重に対応しながら生き延びた・・・と。
不安な気持ちは、ともすると二の足を踏ませて、行動を小さくし、現状維持を選ばせがちです。
不安は実はとても大切な感情です。
それがないと大切な命を守ることがなおざりになってしまいます。
不安を感じるということは、未来に目を向けて先読みしている・・・と解釈することもできます。
不安を感じたら、それを「行動を止めるための理由」にするのではなく、「準備をするための材料」にすると良いと思います。
不安は、今の行動を止めるものではなく、「新しい行動を生み出す力になる」と捉えると良いと思います。
不安を行動に変えて準備していくと、きっとどこかで「まあ不安に思っても仕方がないな、今やれることをやるだけだな・・・」という気持ちになっていきます。
アフリカを出て各地に散らばっていった人類の祖先もそんな気持ちだったのかどうかわかりませんが、不安を克服することで終わりにせず、そこから先を見て自分の力に変えていく気持ちが大事なのだと思います。
























