
株式投資をしている人にとって気になることは「配当金の有無/増減」であり、したがって企業業績の動向には敏感になります。
一方、株式投機をしている人にとって気になるのは「株価の変動/上下」であり、したがって日々の相場動向に敏感になります。
そんな株式相場にはいくつもの相場格言がありますが、その一つに「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり」という言葉があります。
意味は、「辰年と巳年は相場環境が好調で値上がりすることが多いけど、その後年である午年になると馬の尻尾のように下向きになって値下がりしていく・・・」というものです。
昨年は日経平均株価が過去最高値を更新し、5万円を超えるという株式保有者には恩恵の高い年でした。
今年の相場がどうなるかはまだ誰にもわかりませんが、「午年」であることは間違いないことです。
相場格言が的中するとは限りませんが、一応念頭に置いておく意識は大切だと思います。
・・・・・・・・・・
ロシア革命家のウラジーミル・レーニンが残した名言に「何十年も何も起こらない時代がある一方で、数週間で何十年分の変化が起こる時もある」というのがあります。
年初に起きたアメリカ・トランプによるベネズエラ急襲・マドゥロ大統領拘束などはこの言葉に該当する一例だと言えそうです。
投資家/投機家にとって「分散投資」というワードは時に重要な概念です。
分散投資とは、要は「何が起きても一発でやられない」・・・ということであり、そのための資産配分意識が必要です。
市場や社会情勢が急変するような不確実な時代になるほど重要な意義をもってくる言葉になり得ます。
また、最近はよく「地政学リスク」という言葉が聞かれますが、地政学リスクとは「今現在は燃えていないけど、いつでも相場の空気を変え得る火種」のことを意味します。
こうしたリスクは「売買差益を求める投機家」にとっては非常に気になる話ですが、「配当金を求める投資家」にとっては投機家ほどは気になりません。
投機家は夜も気になって眠られない・・・ということがありますが、投資家は割と枕を高くして眠ることができます。
さらに言うと、株式投資家よりも不動産投資家のほうがさらにその傾向が顕著です。
なぜなら、不動産投資家が求めるのは入居者からの「家賃」であり、相場とは無縁ですし、地政学リスクの影響もほとんど気にする必要がないからです(海外不動産を持つ人は別)。
やはり、投機よりも投資・・・株式投資よりも不動産投資のほうが精神的に穏やかに暮らせると思います。
























