
江戸時代の名君の一人と称される備前岡山藩主・池田光政は、こんなことを言っています。
「国家をよく治めようと思えば、指導者には、威と恩の二つがなければならない。
威が無く恩ばかり・・・これでは甘やかされた子どもが教訓を聞かないようなものでモノの役に立たなくなってしまう。
反対に威をもって厳しくばかりすれば、一応言うことは聞くが本当にはなつかず、結局うまくいかない。
恩をもってよくなつけ、法度の少しも崩れないように賞罰を行う。
これを本当の威と言うべきであろう」
なるほど!ごもっとも!・・・です。
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恩が無ければ威も無用となり、威が無ければ恩も役に立たなくなることを言っていると思います。
威と恩≒厳しさと優しさ≒叱ることと誉めること≒賞と罰・・・です。
これら二つを共に持ち合わせることが為政者/指導者/リーダー/組織のトップに必要な資質の一つだと思います。
優しいばかりでは、部下/人々は甘やかされて、また易きに流れて成長への意欲がかき消されていきます。
かと言って逆に厳しいばかりでは、部下/人々は萎縮してしまうし、面従腹背で上辺だけで従うようになって自主性も育たなくなります。
「恩威を合わせ持つ」・・・いわゆる寛厳よろしきを得ることが大切です。
比率としては「5:5」である必要はなく、「恩7:威3」くらいでちょうど良いのかもしれません。
リーダーは参考にしてみると良いと思います。
























