清原被告には「野球で教える」ことが必要だった・・・

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

薬物問題で逮捕・起訴された清原被告に懲役2年6カ月執行猶予4年の判決が言い渡されました。

清原被告はかつて現役引退直後のインタビューで、こう言っていました。

「引退してからはバットを振っていない。朝起きて何をしたらいいかわからない。今まで野球ばっかりだったので・・・」

サラリーマンが定年退職した後に言うセリフと同じです。

つまり、急に時間が取れるようになったのはいいけども、この時間をどう使えばいいのかわからなくて逆に困った状態に陥ってしまう・・・ということです。

普段自分の時間を取れない人には何ともぜいたくな悩みに聞こえますが、本人にはそれなりに困った問題です。

これはすべてのスポーツ選手に言えることで、加えて言うなら選手の引退年齢が上がるにつれて深刻化してきます。

大事なのは、いつか迎える現役引退を考慮して「その後のことまで現役中から考えていること」です。

清原被告の場合、彼から野球をとったら何も残らなかった・・・ということです。

多くの定年間際のサラリーマンに共通することだと思います。

自分から「会社通勤(←あえて仕事とは言わずに) 」を取ったら何も残らなかった・・・ということがサラリーマンにはありがちです。

「誰かから何かをとったら何も残らない」という現象、もしくはそう思わせてしまう現実を指導する側にいる人たちは認識しておくことが大事だと思います。

オリンピックが約束されていたような選手でも、一度間違いを犯すと自分からそのスポーツ種目が消えてなくなり急にやることがなくなります。

ただただ毎日スポーツに明け暮れていても人間力が高く、人として魅力的な人間になれるわけではありません。

年齢に関係なく、「スポーツ活動を通して人間的に成長したい」と本人自身が意識することも必要です。

また、そうした指導を上の立場にある人が普段から行っていることも重要です。

サラリーマンもただ仕事ができるからといって、その人が人間として魅力的で素晴らしい存在かと言えば、決してそんなことはありません。

・・・・・・・・・・・・・・・・

清原被告は「野球を教えられ」てきたのであって「野球で教えられてきた」わけではなかった・・・と言えそうです。

ある程度の経験を積み、立場もそれなりの立場になった後は、そこから先を自分自身で考えるしかありません。

その「そこから先」を生きる術を前もって教えてあげるのが、指導者の役割です。

実際そうした教育を受けてきたアスリートは、引退後も別の活躍する道を自ら切り開き各種方面で活躍されていると思います。

教育する側にいる指導者、リーダーは、「○○を教える」のではなく「○○で教える」意識を持ち、本人もまた「○○だけを教わる」のではなくて「○○で人としての道を教わる」ことが重要だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年2月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  

注目のお勧め記事!

  1. 2021-8-28

    貯蓄・投資・投機・賭博の違い

    アメリカでよく読まれているファイナンスの教科書などでは「貯蓄・投資・投機・賭博」についてそれぞれ言葉…
  2. 2017-12-17

    【必読】借金返済が一生終わらないのはダメなことなのか?

    一般的に「お金を借りる」と、その後は「元金+利子の返済」となります。 着実に実行していけば、か…
  3. 2019-6-3

    不動産投資(賃貸事業)のしくみ

    中古マンションやアパートや一戸建てを賃貸に出すことで「家賃」を得て、それを自分の生活費として暮らして…
  4. 2018-2-8

    先読み力・想像力を鍛えよう

    こうすればこうなる・・・こうしなければああなる・・・という「未来をある程度先読みする力」はとても重要…
  5. 2020-10-23

    給料が上がっても油断してはいけない

    サラリーマが「高給取りになる」ことは一つの理想ですが、少し気をつけなければいけないのは、「給料が上が…
  6. 2017-8-6

    投資(不動産投資)のススメ

    不動産投資で経済的自由を手に入れようと思うなら、まずはおおざっぱでも構わないのでとりあえずの目標を持…
  7. 2021-7-29

    競争は「被(かぶ)る」ことで生じます

    一口で「陸上競技」・・・と言っても、その括りの中にはいろんな陸上競技があって、たとえばマラソン選手と…
  8. 2017-10-26

    サラリーマンの定年後に必要な覚悟とは?

    多くのサラリーマンは、定年退職後は「就労」をすることなく、自宅でのんびり過ごします。 ある程度…
  9. 2017-7-16

    太宰春台の『産語』に学ぶリーダーの姿勢

    江戸時代中期の儒学者「太宰春台(だざい しゅんだい)」の著書『産語』にこんな話があります。 あ…
  10. 2023-7-2

    ふるさと納税は納税というより「寄付」ですが・・・(お金持ちになる秘訣)

    数年前から「ふるさと納税」をしてフルーツなどの返礼品を受け取っています。 先月はサクランボや桃…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る