目標なんて持たないほうがいい・・・という人もいますが、私は「目標を持つべき」だと思っています。
20歳でも30歳でも・・・60歳でも70歳でも目標を持つほうが良いと思います。
なぜ、目標を持ったほうがいいのか?
それは、自分が進むべき方向・道がよりハッキリして人生における迷いが少なくなるからです。
人は、目標がないとこれから何をすればいいのか、どう生きればいいのか、いったい自分は何者なのか・・・?といったことがわからなくなって人生に迷いが生じてしまいます。
まあ、目標を持っていても迷いは生じるものです・・・でも、その軽度が全然違うと思います。
また、目標を持つと目標達成までのプロセスが自然と生まれます。
このプロセスこそが重要で、プロセスを経ているときに人は満足感・幸福感・充実感を感じやすいものです。
人生で意識を向けるべきは、結果よりもプロセスのほうだと思います。
結果重視ではなく、プロセス重視で生きることが人生をより充実させるコツだと思います。
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ビジネスで売上を伸ばしたり、お金を儲けることに関しても同じようなことが言えます。
ビジネスでは「結果がすべて」ではありますが、経営リーダーは「結果を重んじながらも、得たい結果を得るためにプロセスを重要視する」ことが大事です。
たとえて言うなら、「お金を儲ける」という結果に意識を集中させるのではなくて、「お客さまに喜んでもらう」というプロセスのほうに意識を向ける・・・ということです。
そして、日々どうすればお客さまに喜んでもらえるか?/お客さまを喜ばすことができるか?・・・を考える習慣が大事です。
お客さまにたくさん喜んでもらえれば、それだけ商品が売れることにつながります。
儲け(お金)という結果ではなく、喜び・満足というプロセスを重要視する姿勢が経営リーダーには必要だと思います。
そのためには他社にはないアイデアも大切ですし、お客様の立場になって物事を見る姿勢も大切ですし、世間の常識・非常識を知ることも必要ですし、法令遵守の姿勢も大事ですし、時には意表を突く仕掛けをしてみる遊び心も大切だと思います。
何よりも、そうしたことを日々考えるのが自分自身楽しいんだ!・・・と思えるような人格・人間性であることが必要だと思います。