ビジネスでは売上があって初めて利益につながっていきますから、売上を出している営業部門は重要な部門です。
営業部で働く社員たちはけっこう誇りと自負を持っていますが、それなるがゆえに傲慢になる人も多くいて謙虚な人は割と少ないのかもしれません。
謙虚な営業マンは優秀な人材であることが多いです。
謙虚とは「己の力量を知ること」です。
たとえば、営業部門の社員にこんな質問をしたとします。
あなたは会社の年間売上にどれくらいの貢献をしていると自分で思っていますか?
みんなそれぞれ答えます。
面白いのは、全員分を足し算すると実際の会社の年間売上金額よりも多くなってしまうということです。
つまり、実際の自分の貢献金額よりも高く見積もっている社員がたくさんいるということです。
つまり、「実績以上に稼いでいるつもり」の社員は多くいるということです。
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謙虚とは、己の力量を知ることですから、自分の力量を越えた水準が今の自分だと錯覚していると上記のようなことが起きます。
自分が思っているほど自分は会社に貢献していない・・・少なくとも上から見ている人(上司等)は実体を正しく見ていることに気づくことも大事です。
営業部門の人には確かに自負心と誇りを持ってほしいのですが、過剰なまでに己の力を自惚れてはいけないですね。
稼いでいるつもり・・・ではなく、自分の実体のままの稼ぎを把握することが大切だと思います。