私は、前職で多くの人に「成長するためにも海外に行くことをおススメします」・・・と言い続けてきました。
私自身が今から38年前の16歳のときに単身渡米して、価値観・世界観が大きく変わったからです。
若いうちにアメリカに行っていろいろな経験をすることができて本当に良かったと思います。
その後も、当時の年齢としては比較的珍しかったと思いますが、学生時代に何回も海外旅行へ出かけました。
大きなパワーが「海外」にはありましたし、それは今でも変わらないと思っています。
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海外に行って一番変わったこと=学んだことは「出来事は一つ、とらえ方はさまざま」という真理です。
自分が考えていることだけが正しくて、それ以外は間違っている・・・ということはなく、もしもそうした考えをしたなら、それこそ間違っている!ということです。
出来事・物事に対してどの角度、どの視点で見るかによってとらえ方が変わってきます。
「大事なのはその出来事・物事自体の本質」であって、とらえ方はその次に過ぎない・・・と学びました。
その他にも、「リスク管理能力(トラブル対応力)」も学びました。
旅行中はそれなりにトラブルが起きがちで、日本は比較的安全ですが、海外では同じ価値観でいると痛い目に遭います。
文化や習慣も違いますから、日本と同じ感性で人と接すると、これまた痛い目に遭うこともあります。
その都度ベストな選択が求められます。交渉力も海外では必要です。
沈黙は金・・・秘して語らず・・・というのは日本国内では通用しても海外では通用しません。
時には声を荒げ、相手を威嚇したりする演出も必要ですし、相手を説得・納得させる話術はそれなりに必要なものです。
常に堂々としている姿勢も求めれます。
いずれにしても、どんな人でも無限の可能性を秘めていますから、日本だけで暮らしているのはもったいないと思います。
是非、年齢が若い段階で海外に出かけて、見聞を広めたり体験をたくさんしてステキな想い出をつくられると良いと思います。