人は「欲しい!」と思ったときに「購買」という行動をとります。
「必要だ!」というときに購買行動をとると言うよりも、必要だと思うのと併せて「欲しい」と思えばお金を出すし(場合によっては「仕方がないな・・・という意味での「欲しい」もあります)、必要であっても「欲しい」とまでは思わなければ購入を控えます。
自分の欲望と向き合って、本当に欲しいものだけを買うなら余計な出費はしないのですが、心底欲しいわけではなくて一時的な衝動で欲しそうな気になっただけでもモノを買うことがよくあり、これがすなわち「無駄遣い」と呼ばれるものです。
たとえば、思わず目にした○○割引!の値札や、バーゲンセールでの△△%OFFなどです。
通常だったら買わないようなものでも、つい、買い物センサーが過剰に反応して「欲しい!」と思って購入します。
しかし、買った後に冷静になって考えて、「何でこんなものを買ったんだろう・・・」となったりもします。
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家電を見かけて、ついポップや表示に惑わされて安くなっているから・・・といって買ったは良いものの、その後に別のお店に行ったらもっと安く売っていた・・・ということがあります。
買ったときは「安く変えてラッキー!」と思っていたものの、もともと目を付けていたわけではなく、その場での衝動買いだったために、本来の価格相場を知らないことが原因で起きる悲劇です。
本当に安く買えたかどうかは、買ったときにはまだわからないもので、後々になってからわかるようになります。
ネットでも買い物でも同様です。
たまたま表示された商品がお買い得に見えて飛びついて買ったはいいものの、後でよくよく知らべてみたらお買い得でも何でもなく、他のショップでは普段からもっと安く売っていた・・・ということがあります。
人は商品を買った時点で「安かった!高かった!」と思いがちですが、本当に安かったのか高かったのかは後になってから決まるものです。
それは実質的な価値という意味においてもそのように言えます。
買い物をするときは、「心底欲しいと思うか?」を大きな基準にして判断をするクセを身につけておくようにすると、無駄な買い物は極端に減らせるかもしれないですね。