高齢者の「持ち家がない」ときの不安要素

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

生涯「賃貸住宅」で暮らすと考えている人もいると思います。

 

理論的には可能な話ですが、大きな問題が一つあります。

 

それは、多くの大家さんは「新規の高齢入居希望者には部屋を貸したがらない」ということです。

 

50代くらいまでの入居希望者には部屋を貸すことに何のためらいもありませんが、60歳以上・・・特に定年退職年齢となる65歳以上の高齢入居希望者(新規)の人には、大家さんの立場で考えると、おいそれと入居を認めるわけにはいかない事情が2つあります。

 

一つは、家賃の支払いが滞りなくできるかどうか不安なこと。

→ 無就労者である可能性が高い年齢なので、収入がない、もしくは収入は公的年金だけだとしたら家賃の支払いができるかどうか不安になるのは当たり前です

 

もう一つは、死亡リスクが高まること

→ 年齢が年齢だけに自然死・病死等で入居後に亡くなる確率が若い年代と比べて相当高くなります。

 

入居中に亡くなった場合、その後の手続き・始末等も大変ですが、それに加えて次の入居者募集に響きます。

下手をすれば、重大な告知事項となり、家賃の値下げを余儀なくされたり、長期にわたって次の入居者が見つからない怖れもあります。

 

当然、大家さんの立場からすればそうしたことは避けたいところです。

 

したがって、新規の高齢入居希望者は自然とお断わりする傾向が強くなる・・・・・・これが現実だと思います。

 

生涯をもし賃貸住宅で過ごすのであれば、高年齢になってから引っ越すことは何としても避けたいところです(引っ越し作業も高齢者にはかなりの負担になります)。

 

遅くとも50代には「長期に住み続けられそうな物件に入居しておくこと」が重要だと思います。

 

また、木造アパートだと自分では長く住み続ける意思があっても、物件自体が老朽化していて近い将来に取り壊しの恐れがあるとしたら、当初の目論見が外れるかもしれません。

さらには、自分も大家さんも意図しないところで地方自治体や国の意思で道路になるといったことが原因で退去を余儀なくさせられることだってあり得ます。

 

まあ、この場合はまだ済む場所の確保は可能だと思いますが、それでも高齢での引っ越し/住み慣れないところへの移転は精神的にマイります。

 

一番良いのは「持ち家を持つこと=所有権のある不動産を一つ以上持つこと」だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

注目のお勧め記事!

  1. 2017-5-27

    「トラック・ランナー」と「マラソン・ランナー」の違い

    陸上の走者には大きく2通りあります。 一つは競技場の中のトラックを円を描くように走るトラック・…
  2. 2018-9-26

    企業の成長期・発展期は借金経営のほうがベター

    一般的には、家計において借金はしないほうがベターです。 なぜなら、その借金は「消費」に充てられ…
  3. 2015-7-30

    1万円札の鳥はキジ?鳳凰?

    紙幣に描かれる動物は全8種類 お札には数字や文字や絵などいろんなことが描かれています。 紙幣…
  4. 2018-7-26

    月々9万円強で「1,000万円」を買う?

    不動産は高額なことが多いので、多くの人は「借金(融資)」をして買います。 仮に「1,000万円…
  5. 2017-5-26

    大切なことは「始めること+続けること」

    相田みつをさんの言葉に 「そんとくか 人間のものさしうそかまことか 佛(ほとけ)さまのものさし…
  6. 2017-6-29

    レンタルビジネスをある視点でとらえると・・・

    私は映画は映画館で観るので、DVDを借りて観るという習慣がありません。 したがってそうしたお店…
  7. 2017-10-15

    あなたの収入は何のため?

    私は「不労所得」という言葉を普段使わないのですが、世間一般では「働かないで得られるお金のことを不労所…
  8. 2017-6-16

    リーダーが社員に与えるべき正しい負荷とは?

    作用があれば反作用があるように、負荷をかけるとその負荷に反発してある種の「力」が起きます。 筋…
  9. 2017-7-4

    「石の上にも3年」と言いますが・・・

    東京オリンピックまで、暦上はあと3年です。 3年しかない!と思うより、3年もある!と思って準備…
  10. 2021-8-28

    貯蓄・投資・投機・賭博の違い

    アメリカでよく読まれているファイナンスの教科書などでは「貯蓄・投資・投機・賭博」についてそれぞれ言葉…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る