収入が増えされすれば自分もお金持ちになれる・・・と思っている人がいますが、実際はそうではないと思います。
収入が増えても支出も増えてしまえば、結局手元に残るお金は微々たるものになります。
大事なのは「収入-支出」がプラスの数字で推移することであり、それも大きなプラスの数字で推移することが必要です。
お金持ちになっていく人は、ここがしっかりできている人たちです。
仮に、宝くじで5億円に当選したとしても、巷間言われるように、結局はそのお金を使い果たし、手元に残るお金が0円となり、さらにはマイナス状態となって、ついには破産に追い込まれてしまう・・・という人もいると思います。
人は、短期で棚からぼた餅状態で得たお金はすぐに使い果たす・・・というヘンな傾向があります。
では、一時的にお金を手に入れてもすぐに失ってしまう人と、ずっとお金持ちでい続けられる人との違いは何なのか?
→ それはやはり「心の在り方」であり、「お金に対する心の姿勢」だと思います。
ここで言う「お金に対する心の姿勢」とは、
1.お金を得ることは目的ではない
2.何かをするための道具としてお金を使う
ということをしっかり意識していることです。
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多くの人は、お金持ちになるということは、誰か(他社)と競争して打ち負かしたり、あるいは限られた富を奪い合うことだと勘違いしています。
世の中には、実際、そうしたお金の稼ぎ方をする人が少なからずいますし、そういう方法しかしらない人もいるかと思います。
でも、お金の本質に立ち戻れば、お金持ちになるということは「他人に価値を提供した結果」だということに気づけます。
お金は力ずくで奪うものではなくて、「相手から喜んで提供してもらうもの」だと解釈することが大事だと思います。
たとえば、ヘンな話かもしれませんが、1億円の家を作って販売すれば、売った人の手元には1億円が残り、買った人にの手元には1億円の家が残ります。
すると、1億円が合計で2億円になったと言えます。
新たに価値を生み出したことで/その価値を提供して相手に喜んでもらえたことで、自分の手元にはお金ががっぽり入ってきてお金持ちになれた・・・というわけです。
大変えれば、「誰かを幸せにすることで自分がお金持ちになった」ということです。
お金や富というのを「有限」だと理解するよりも、「無限に生み出すことができるもの」と理解したほうがベターです。
そう考えれば、既に存在しているお金・富を奪うのではなく、「新たな価値を生み出して、他人を豊かに幸せにしてあげて、その結果、自分もお金持ちになれる」・・・と解釈することができると思います。
適切なお金持ちのマインド/心の姿勢をもってお金に向き合い、正当で適切な手法でお金を稼いでいくことが、長く幸せに生きていくうえでは重要になってくると思います。