リターンを得るにはリスクに寛容になる必要があります。
株式投機では値上がりしそうな株を見つけて購入することが大事ですし、不動産投資でも家賃収入が見込める物件情報が流れてきたら、適宜それに食いついて安く購入することがリターンを得るコツです。
それらの行動の先には当然リスクが存在しています。
できない理由を並べてリスクをとらない人は、結果的に大きなリターンを得ることはできず、後で「実は目はつけていたんだけど・・・」後悔するのが関の山です。
投機も投資もリスクが伴うものですから、実践すべきでない理由などいくらでも出てくるのは当然です。
そこでそのリスクを背負って行動するだけの決断が出きるかどうか・・・が、その後の人生の先を分けます。
成功していく投資家は、果敢にチャレンジし、成功と失敗を繰り返しながらもトータルで利益を得ていき、資産を増やしていきます。
決断を迫られたとき「やれない理由を探しがちの人」がほとんどだと思いますが、ビジネスマンは意識してそうした人間の性(さが)を克服して「できるであろう根拠探し」に目を向けます。
そこがその他大勢のサラリーマンと、ビジネスマンの大きな違いの一つです。
ただし、リターンを求めて大胆な行動に出ることができるのは、せいぜい40代までくらいかもしれません。
60代以降にもなれば、そんなに高いリスクを背負って行動するのにはちょっと荷が重すぎます。
50代はその中間ですから、決断力とそれまでに培ってきた財力次第だと思います。
いずれにしても、リスクなくしてリターンなし・・・ということは理解して、取れるべきリスクを取って行動していくのが良いと思います。