世の中には何でも他人のせい/社会のせい/環境のせい・・・にして、自分の非を認めることを拒んだり自分事としてとらえようとしない人が存在しています。
サラリーマンの中に多く存在し、そういう人はすぐに「会社のせい/上司のせい/取引先が悪い/客が悪い」という自分に都合の良い論理を組み立てがちです。
ビジネスマンはそうしたクセを嫌います。
ビジネスマンはサラリーマンにはできないようなことを成し遂げていますが、それにはやはり多くの優れた点を持ちあわせているからであり、その一つが「結果のすべてを自分のせいにできる」という意識づけと精神力です。
このメンタリティーの強さは重要です。
一般的に、自分にとって不利なこと・損なことを他人のせいにすることは自分の精神安定に効果的です。
多くの人はそうすることにかけては天才的です。
それをあえて「自分のせい」にすることは、一部の人にしかできない荒業かもしれません。
でも、ビジネス界においてはその違いがやはり実績の違いにつながり、人生の豊かさの違いにつながっていくような気がします。
環境のせい/会社のせいにしても物事が好転し始めることはまずありません。
それよりも、自分事としてとらえて自分の手で解決できることとできないことを切り分け、解決できることにひたすら着手していく姿勢を持つほうが素晴らしいことです。
まあ、他者のそうした振りを見ている人は見ているもので、敢えてその場の泥を被って責任を取って行動している人にはどこかで天の助けとも言えるような奇跡の出来事が舞い降りてくるものです。
すべての責任が自分にあると考え始めるとなかなか気が滅入ることも事実ですが、でも、だからこそいろんな意味で「危機管理が上手になる」と言えるのかもしれません。
不測の事態でも損失を被る値が少なくなるという効果も派生してくると思います。
この積み重ねで人生を経ていくと、そうした人生には幸多かれ!となるように思えます。
そんな思考回路の持ち主には、10年・・・20年・・・と長期に渡るほどハッピーな道が拓けていくような気がしますね。