人には必ず「初めて」というときがあります。
初めて自転車に乗る・・・初めてプールで泳ぐ・・・初めて海外旅行へ行く・・・などいろんな初めての機会があります。
仕事でも、最初はすべて「初めて」であったはずです。
そうやって「初めて」の機会を経て、人は学び、ときには失敗し、経験を積んで、成長していくことが当然の理(ことわり)です。
また、「初めて」の次に人は「弱い」とか「負ける」とか「うまくいかない」といったネガティブな経験をします。
それは全然恥ずべきことではありません。
恥ずべきことがあるとしたら、「弱いまま」「負けたまま」「うまくいかないまま」の自分でいることに何とも思わないことでしょうね。
成長意欲を喪失した自分に残念な気持ちを持つ姿勢が大事だと思います。
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せっかくの「初めての機会」が手元にあるのに、それを遠慮して先送りすることは、往々にしてもったいないことだと思います。
先送りばかりしていると後々に遅すぎるチャレンジになってしまいます。
遅すぎるチャレンジになると、その分プレッシャーも大きく、心理的圧迫が余計に委縮させます。
もうこんな年齢なのに経験がない・・・困ったなあ・・・どうしよう・・・恥ずかしいな・・・みっともないな・・・となってしまうわけです。
決して恥ずかしくもみっともなくもないのですが、本人が勝手に自分の中でそういうハードルを上げてしまって、躊躇してしまいます。
人間ってそういうモノだと思います。
だからこそ、いろんなことを早い段階で経験することが大切であり、初めての機会を逸することは避けた方が良いと思います。
若いうちの失敗は全然失敗ではないですし、いくらでも取り返せます。
若いから・・・とか、まだ早いから・・・と遠慮するのではなく、むしろ早く経験できてラッキー!というくらいにとらえておいた方が良いと思います。