学校の勉強・スポーツ・習い事などで多くの人がもっとも苦痛を感じるのは「反復練習」かもしれません。
同じことを繰り返し行なうことは「飽き」を感じさせるからです。
飽きは「退屈さ/非刺激的」を呼び寄せます。
確かに「反復練習」は面白くないものです。
でも、これを行なわなければ自分の身につけることができないのも事実です。
自分の身にしっかりついていないと無意識的にそれを発揮することはできませんし、無意識的に発揮できなければイザというときに結果を出すこともできません。
だから、結果を出すためにはやはり反復練習は避けて通れないことです。
何度も練習を繰り返していると一種の「慣れ」が生じ、慣れが生じるとやがてもどかしさやバカらしさを感じるようになるかもしれません。
でも、バカバカしいほどの準備を重ねていくことで得られる大切なものもあります。
それは「ある種の自信」です。
反復練習を行ない続ける過程のどこかで「自信」を習得し、その自信を得たことで「成功」に近づける確率が高くなります。
準備を重ねるとやがて毎回うまくいくようになり、うまくいく回数が増えると「勝つ」ことが多くなります。
勝つ確率が高まることで「勝ち癖」がつき、それと併せて育ってくるのがここでいう「ある種の自信」です。
一生懸命行なった上での経験というは、いつか必ず実績になるものです。
それによって自分の居場所やステージが上がりますから、そこでまた新しい経験をすることができます。
新しい刺激を得ることができるわけです。
この繰り返しで「経験と自信」をたくさん蓄積していくことで人は「玄人(くろうと)」と化していき、人生の醍醐味をまた一つ感じられるようになると思います。