なぜ自殺をしてはいけないのか?

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

子どもが親より先に死ぬことほど親不孝はない・・・と古今東西、よく言われます。

もちろんそうは言っても病気や突発的な事故など、そうなってしまうことは仕方がないことで、死者を責めるべきではありません。

子どもが親より先に死ぬと、独身の子どもであれば親が喪主となります。

そんな葬儀に参列すると、参列者もいたたまれない思いになります。

死因が病気や不慮の事故であっても親は辛いものですが、自殺が死因だと親の苦しみは計り知れないほど深くなります。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

今日の日本の死因のトップ3は、悪性腫瘍(がん)と心疾患と脳疾患ですが、10代、20代、30代に限って言えば、死因のトップは自殺だそうです。

コロナ禍によってその傾向が強まっていると聞きましたが、なんとも残念な話です。

40代でも、死因のトップこそ悪性腫瘍(がん)ですが、2位は自殺だとか。

なぜこうも日本人は自ら死を選んでしまうのか?

辛いことがあって、自分が死んでしまえばそれから解放される/離れることができる・・・、どうせ人間はいつか死ぬんだから・・・と自殺をする人は自分に言い聞かせ無理無理に納得するのかもしれません。

翻って自然界を考えたとき、野生動物は自殺をしないという原則に気づけます。

つまり、自殺は人間だけが行なう行為であり、野生動物は絶えず餓えや天敵などの死と隣り合わせで生きているわけで、その結果生き抜くためにいつも必死に生きています。

必死に「生きる」ことを選んでいるということは、その「生きる」ほうを選ばないのは、実は「必死には生きていない」ことを意味します。

人間は必死にならなくても生きていけるものです。

生きていけるから、余計なことを考えて「じゃあ、死んじゃおうかな・・・」となるのかもしれません。

自殺を考えるというのは、本人にしてみれば苦しいことからの解放かもしれないけど、実は必死で生きてはいない・・・ということが言えるのかもしれません。

 

中国・四書の一つ「大学」に「小人閑居して不善を為す」という言葉があります。

意味は「小人は他人の目がないと悪い事をするものだ」・・・です。

まさに、閑居しているから余計なことを考えて自殺という不善を為してしまうのかもしれません。

 

フランスの作家、アルベール・カミュは「真に重大な哲学上の問題はひとつしかない、自殺ということだ」と言っています。

 

言えるのは「自殺をさせるに至った背景・原因がどんなケースでも必ずあるハズですが、それは本人が自殺をしてもその背景・原因がなくなることは恐らくない

→ つまりは根本的な問題が解決するわけではない・・・ということです。

自殺をしても何ら問題解決には至らず、ただ単に人一人の命が消えて、その人に関係する人々(親など)が悲しみ苦しむという新たな問題を引き起こす原因を自らが作り、しかもそれを作った本人(=自殺者)は原因を作ったままいなくなってしまう・・・という何ともややこしいことが起きてしまうわけです。

親と不仲だからそうしたことは生じない・・・という理屈を言う人もいるかもしれませんが、いずれにしても「生きる」ことが大切だと思います。

そして、人は「環境を変える」ことでいくらでも人生を変えることができると私は思っていますし、自分の人生を自分で構築して幸せに暮らすことが重要だと思っています。

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

注目のお勧め記事!

  1. 2020-11-5

    【営業パーソン】キャクラクター営業は早く卒業すべし!

    営業の世界には「キャラクター営業」という言葉があります。 営業マンが商品の…
  2. 2017-9-10

    「努力」はなぜ大切なのか?→「◯◯」を得るためです

    よく言われることですが、旅客機が目的地へ向かって飛び立つとき、横にたった1度の差が出てズレて飛ぶと最…
  3. 2018-2-27

    サスケ!お前を斬る!光あるところに影がある・・・

    昔の忍者マンガに「サスケ」というのがあります。 テレビでは冒頭で「光あるところに影がある・・・…
  4. 2017-6-2

    真剣と深刻の違い/真剣に考えると○○が出ます

    「真剣に考える」と「深刻に考える」とは意味合いが異なります。 人は未来に目を向けて肯定的に可能…
  5. 2016-12-29

    為替で1ドル117円30銭~40戦という意味

    今年の1月は1ドル≒117円台でした。 12か月間でいろいろ動いて、結局この年末の為替相場は1…
  6. 2018-12-20

    サラリーマンだから得られる「印税収入」とは?

    あと10日ほどで2018年が終わり、2019年を迎えます。 街中ではひっきりなしにクリスマスソ…
  7. 2018-2-6

    ビットコイン(仮想通貨)がインフレ起爆剤になるか?

    580億円分の仮想通貨「NEM」がコインチェックから流出した問題についていろいろな説が囁かれているよ…
  8. 2017-6-16

    リーダーが社員に与えるべき正しい負荷とは?

    作用があれば反作用があるように、負荷をかけるとその負荷に反発してある種の「力」が起きます。 筋…
  9. 2017-2-12

    人生が輝いているときに見受けられる「ある共通点」とは?

    人はみんな1日24時間という枠組みの中で、眠ったり起きたりして生きています。 人生にはこの「眠…
  10. 2016-11-14

    女性の化粧に学ぶマネジメント術

    サラリーマンは理由で動きます。 ビジネスマンは目的で動きます。 ・・・・・・・・・・・・…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る