明日が今日よりも良くなっているとはとても思えない、信じられない・・・というとき、人は心に漠然とした不安を抱え込みます。
不安感の正体がわかれば、それを無くすのは簡単です。
逆をいけば良いだけです。
つまり、明日は今日よりも良くなっていると信じるだけです。
たったそれだけで不安感は解消されます。
ところが、ややこしいのは人はそれを信じ込むために「何らかの理論的説明」を求め、感情的というよりは理論的な納得感を持ちたがるという点です。
特にビジネスを展開している人、経営者の立場にある人というのは、常に不安との戦いを強いられていますから、自分の精神力を正常に保つためにも合理的説明・論理的解釈を求めたがります。
経営者や起業家は、今の打つ手、次の打つ手に目を向け、自らそうした納得感を得ていくしか道は拓けていきません。
何を今やるべきなのか?・・・をよくよく考え、推敲し、再検討し、自分で自分に安心感を与えながら道を歩んでいくのが結局は一番良い方法だと思います。
明日は今日よりも良くなっていると信じるためにも、一日一日を充実した日々とし、後悔のないようにできことを誠実に行ない、自分の能力を高めるよう研鑽し、夜は「今日も一日十分にやり切った!」と満足して睡眠につくことが大切だと思います。