知らない場所に向かうときは「地図」があると助かります。
そんな地図を作った人はとても偉いと思います。
途方もない時間をかけてその地を調査し、大きさや形などをできる限り正確に地図に興し、後人のために残してくれたわけで、本来なら数十・・・数百・・・数万時間を要するものが後人はほんの一瞬で手に入ります。
そういう意味では、地図を作ってくれた人に本当に感謝!です。
そんな地図を持っていれば、それを見て自分が行きたい場所(目的地)に向かえば良いだけになります。
かなりの試行錯誤をカットできる(=時間短縮)ことになり、時間をより有効に使うことができます。
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道路・場所なら他人が作成した地図を大いに参考にしてそれを信じて進むことで早く到達できます。
これを人生に置き換えた地図で考えると、確かに「地図」自体は存在していますが、そこにおける目的地への道が自分に適用可か不可かを検討する必要があります。
例えば「年収1000万円になる」という目標があったら、その目的地に向かうための地図として既にそれを成し遂げた先人が遺した地図がいくつも存在しているのでそれらを参考にできます。
でも、他者の指し示す地図は他者にとっての地図であって自分にドンピシャ当てはまるとは限らないことを少しだけ留意する必要があります。
人の能力や個性や趣味嗜好というのは本当に千差万別ですから、自分に合った自分専用の地図を自分自身で作成しながら進むことが大切になってきます。
この地図を早くうまく作れる人は、目標達成までの時間が短くなります。
他者の地図を参考にしつつも自分流に手直しを入れて自分だけの地図を作成する・・・といった感じです。
イチから地図を作る必要はありません。
世にたくさん転がっている「年収1000万円になる方法」という地図を自分でアレンジすれば良いだけです。
誰かが何かのやり方でうまくいったという地図を見つけ、今の自分とのギャップを見つけたり、その人に有って自分には無いものを見つけたり、より近道がないかなどを模索して自分の地図を作りながら歩んでいくと良いと思います。
他人の作った地図を当てにし続けない覚悟を持ち、でも、そうした地図を時間短縮のために大いに参考にし、早くうまく目的地に到達できるように地図を作りながら進む・・・という姿勢は大切だと思います。