同じビジネスモデルをもって収入を得るとしても、たとえば日本で行なうのとアメリカで行なうのとインドで行なうのとでは収入に開きが生じます。
同じ日本国内であっても、東京で行なうのと北海道の山奥で行なうのとではやはり収入に開きが生じます。
単純ですが当たり前のことです。
主な原因は「需要の差」です。
「ビジネスとは顧客の求める需要に応えること」・・・ですから、一般論で言えば「需要が多い」ところでビジネス展開するほうが収入はたくさん得られます。
収入の差は単なる頑張りだけよりも置かれている環境によって大きく左右されると言っても過言ではないと思います。
そういう観点に立って言えば、単に収入を増やしたければ思い切って国や職業や付き合う人を変えることが一つの方策です。
住む国が違うと収入は変わりますし、
職業が違うと収入は変わりますし、
職場が違うと収入は変わります。
これらを一言にまとめて称するなら「環境を変える」ということになりますが、こういった環境の差は本人の能力の差よりも効率よく影響します。
もしも今の環境下で収入が伸び悩んで困っているとしたら、一度「環境を変える」ということを真剣に検討してみるのも手だと思います。
今の時期は夏の賞与支給の時期なので、夏のボーナスをもらったら転職しよう・・・と考える人も多いかもしれません。
逃げ出すような転職はあまりおススメしませんが、前向きで建設的な転職を検討するのなら良いと思います。
ビジネスにおける収入(稼ぎ)というのは、誰かの悩みを解決してあげるとか、他人が面倒に思うことを代わりにやってあげるといったように「他者の役に立つ」ことが根底にあって成り立つ果実です。
そのことを大前提に置いたうえで、まずは住む場所を変え、普段付き合う人を変え、仕事内容を変えてみると、きっと何か変化が生じて面白いと思います。
ただし、これは独身で若いときは踏み出しやすい行動ですが、結婚して子どもができたりして家庭を守ることが頭をよぎるようになるとなかなか踏み出せないものです。
それでも一歩踏み出せる人は立派ですが、トライするならなるべく家庭環境に縛られない状態のときのほうがベターだと思います。