人間社会は「自分とそれ以外の人」で構成されています。
「それ以外の人」は自分の思いどおりに動いてくれるとは限りません。
だから、世の中はそういうものだと割り切って捉えることが大事ですし、思うとおりにならないときでももくよくよと悩むのはあまりうまくありません。
逆に、仮に自分の思うとおりになったとしても、それは一時的にそういうこともある・・・と割り切って捉え、決して有頂天になってもいけません。
今、自分が不幸に見舞われていてなかなか抜け出せないと感じていても、きっといつかその不幸感から抜け出せる日がやってきます。
今、自分が絶好調で幸せだとしても、それに酔って今の幸せが永遠に続くと思ってはいけないですね。
また、何かを始めようとしてスタートしたときにいきなり出鼻を挫かれたとしても、だからといって逃げてはならないし、むしろ最初が悪ければ後は良くなる一方だとポジティブに考えるほうがベターです。
要は、世の中は良いことも悪いことも巡り巡っているということですし、そもそも「良い」とか「悪い」という人の感情は物事や出来事をどうとらえるかにかかっていることです。
仮に同じ出来事に遭遇しても、それを「良い」という感情で受け入れる人もいれば、逆に「悪い」という感情で受け入れる人もいるわけです。
出来事は一つ、とらえかたはさまざま・・・です。
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自分が思ったとおりに行動したのに結果が思うようにならなかったとき、その根本的な原因は2つです。
1.望む未来になるための行動量が不足している
2.逆に、望む未来を妨げてしまう行動量が多い
人の考え方はその人の行動に反映され、人の行動はその人の時間の使い方に反映されます。
つまり、自分の考え方は自分の時間の使い方に反映されると言えます。
時間は誰にも等しく1日24時間です。
どのように使ってどのような結果が出たとしても、すべて自己責任(自分に原因がある)と割り切って捉えるだけの器量を持つことが大切です。
特に組織で上位の立場にあるリーダーの人はそうです。
大人社会ですから、出来事・物事をあるがままに受け入れ、それらを前向きな解釈をできるようにポジティブに捉え、未来に活かす・・・という姿勢を持ち続けたいものですね。