子どもは大人を理解できません。
生きている絶対的時間数と経験値が大人よりも少なく、知識と経験不足が顕著だからです。
子どもから大人になっていくと、必然的に生きている次元が変わっていきます。
次元が変わればこそ初めて見える景色もあるものです。
新入社員の頃にまったく理解できなかった上司の言葉が、自分が上司の立場になると共感できるようになったとか、サラリーマンだったときには理解できなかった知り合いの経営者の言葉が、自分が独立・起業したら実感を伴って理解できるようになった・・・というのも次元の変化の為せるわざです。
いずれも自らの立つステージという「次元」が上がったからこそ、その立場での見方が理解できるようになったことを意味しています。
次元の変化(特に昇華ステージ)は人生がスムーズに流れていることを表しています。
その意味においては、とことん次元を高め続けることが成長を速めるために大切な考え方だと言えそうです。
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サラリーマンの給料以外の収入を稼いだことがない人は、「そのお金を稼いだ後に起きること」が理解できません。
たとえば、たまたま仮想通貨などでけっこうお金を稼いだとしたら、その後に待ち受けているのは「課税・納税」です。
人によってはかなりの金額になることもあり、稼いだお金の一部をあらかじめプールしておかなければ支払える額ではなかったりします。
でも、そのことが見えて(理解できて)いなかったら、翌年の確定申告のときになって大慌てです。
無知(知らない)なるがゆえに、稼いだお金を全部使って税金が払えなくなっていて、いざその時になって下手な悪知恵で自己破産して逃げようともくろんだりするけど、実は自己破産しても納税義務からは逃げれないと後で知って(←ここでも無知なるがゆえに)さらにショックを受ける・・・。
自らの次元を高めることができれば思考の飛躍が生まれます。
これまで分からなかった答えが突然見えるようになります。
それは、霧が晴れて目の前の視界が突然開けることに似ています。
「自らの次元を高めれば、見える景色が変わってくる」と信じ、まずは、自らの次元を高めることを意識してみると良いと思います。
じっとしてその場から動こうとしなかったら成長・進化はありません。
動くこと=行動すること=流れること・・・が大切です。
ポイントは「流れているかどうか?」・・・です。
自分の人生がスムーズに流れていると言えるように行動を改め、成果を得ながら楽しく愉快に暮らしていきたいものですね。