生きていなければ大金を受け取っても意味がない・・・

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「今から100年後に100億円あげます」と言われて嬉しい人はほとんどいないと思います。

なぜなら、100年も経てば自分はもう生きていないことがわかっているからです。

死んでから多額のお金をもらっても嬉しくありません。

お金は生きている間しか使えないし、お金が自分にとって価値があるのは「使う/使える」からこそ・・・です。

「今」を生きる私たちにとっては、100年後の100億円より今日もらえる1万円のほうがよっぽど価値があります。

今日もらえる1万円と明日(24時間後に)もらえる100万円だったら、さすがに後者の明日もらうほうを選ぶ人が多いと思いますが、これは1日(24時間)くらいならほぼ確実に生きているだろうと推測できるからです。

「お金の価値はそのお金をいつ受け取るかで変わる」という考え方は、ファイナンスの中でも重要な考え方です。

一般的には将来のお金は利息分等を含めて現在よりも多額になるのが常識ですが、お金を受け取るタイミングが将来になればなるほど自分の死が近づいていくのでお金価値や意義は小さくなっていく・・・という考え方もできます。

将来受け取るお金が現在の価値に換算していくらになるかがわかれば、株価や不動産ばかりか企業価値を評価できるようになります(実際、企業のM&Aではこの手法が必ず用いられます)。

会社などは、自分(経営者)の死は関係なく次の経営者が生きてバトンタッチしてくれている限り会社自体は永続的に存在するので、受け取る資産等の将来価値は利息分も含めて増加していく傾向にあります。

後生大事にお金を抱え込んで「いつか必要になったときのためにとっておく・・・」と言い続けて節約暮らしをしている人がいますが、ちょっともったいない気がします。

節約自体は美徳かもしれませんが、でも、あくまでも自分が持っているお金の多寡と暮らしのバランスを取ったうえでの話です。

お金は使うためにある・・・という基本的なことを忘れてはいけないと思います。

 

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