コロナ禍でありながらアメリカでは住宅価格の上昇が著しいようですが、日本でも居住用の不動産価格は上昇傾向が続いていると言われています。
背景の一つには「建築費の値上がり」もあるようですが、昨今の世界情勢やインフレ傾向の流れをみると、今後ますますの値上がりが想定できます。
また、世界では「メタ」という言葉に集約される非現実世界での投資活動も頻繁になされていて、今までなかった新たな価値観が台頭し始めてきています。
一種のパラダイムの変換が起きているわけです。
暗号資産や持ち株の上昇で自己資金を増やして金銭的に余裕のある人も増えてきた・・・とも言われています。
早く買った方がおトクという心理が強く働き、中身の真贋を見極めることは後回しにしてとにかく何か商品(物件など)が出たらすぐに買う・・・という動きもあるようです。
確かに最近の不動産価格を見ていると明らかに昨年/一昨年よりも高くなっている気がします。
そういう意味では、不動産投資を希望する人にとって物件を購入しづらいときかもしれません。
でも、日々、物件価格や世間の動向をウオッチングして自分なりに全体像を見ておくだけでも、その効果は必ず出てきます。
今すぐは買えない・・・としても、その目利きによって本当に良い物件が出てきたときに迷わず買い出動することができると思います。
ある意味では「休むも相場」です。
焦らず、慌てず、機を見計らって自分が買い付けをできるその日まで気長に待つことも不動産投資では大切なことだと思います。