ビジネスでも投資でもスポーツでも、最初が肝心です。
最初に大きく躓くと、まるで方向を間違えた飛行機のように、たとえその段階では気づかなくても徐々に方向のズレが大きくなっていき、やがて取り返しのつかないような大失敗に陥り、致命的な傷を負うことになります(途中でそのズレを修正できるならOKです)。
成功している投資家、起業家、スポーツ選手というのは、大成功している人ばかりではありませんが、少なくとも「致命的な失敗はしていない」という共通項があります。
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不動産投資を行なう際も、致命的な失敗は何としても避けたいところです。
そのためのコツとしては、「初めての投資は区分マンション投資にする」など金額的に控えめなところからスタートすると良いと思います。
たとえば、最初から一棟ものに挑戦して1億円クラスの物件を購入した時、もしそれが判断ミスで最初から数千万円単位の隠れた損失を背負うことになるとかなり厄介です。
一般的なサラリーマンが、いきなり数千万円の損失をカバーすることは難しいからです。
これが200万円くらいの中古マンション(区分)であれば、そこで数十万円くらいの隠れた損失を背負ったとしても、それくらいであれば何とかリカバリーできる範囲で、決して致命的にはなりません。
最初は「勉強・経験を積む」というくらいの気持ちも大切ですから、最初で躓く(←致命的な失敗をする)ことがないように、少額投資から始めるほうがベターだと思います。
高額な物件を購入して、それがもし失敗だとしたらもう取り返しがつかないことになるのでやはり、最初が肝心です。
何としても「二歩目を踏み出せない」という事態は避けなければいけません。
だからこそ、数々ある不動産投資の中でも私は「最初は少額で買える中古ワンルームマンション(区分)でやってみるのが良い」といつも推奨しています。