忘れてはいけない「バーゼル銀行監督委員会とフィッチ・レーティングスの動向」

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

忘れている人は多いかもしれませんが、今年4月に日本の国債に影響を与えそうな2つのニュースがありました。

一つはグローバルに銀行を規制・監督するバーゼル規制の見直しで、もう一つは大手格付会社フィッチ・レーティングスの日本国債の格付け引き下げです。

バーゼル銀行監督委員会は、国債の金利上昇によっても銀行の経営に悪影響が出ないようにする新規制を導入する方向だと報じました。

一応、適用されるのは2019年以降と予想されています。

現在、日本の国債発行額は約800兆円以上で、そのうち銀行が10%以上を保有しているとされています。

そこに何らかの線引きがされて、仮に保有割合を10%未満に設定されたなら当然保有している国際の売却が予想されます。

別の手としては、国債を追加発行して全体量を増やすことで保有比率を相対的に減らすというやり方もあります。

どちらを優先するかで言うなら、セオリーでは前者です。

なぜなら、銀行が自分でコントロールできるのは前者のほうだからです(国債の発行を銀行ではコントロールできない)。

銀行が規制の導入を見越して前倒しで国債の売却をすれば、国債市場への影響が出てくるかもしれません。

大手格付け会社フィッチ・レーティングスが4月27日に、日本国債の格付けを「シングルAプラス」から1ランク引き下げて「シングルA」にしました。

財政健全化に対する政府対応の遅れが原因のようです。

日本国債の格下げは、国債マーケットにとってのマイナス要因であることは間違いありません。

格付がさらに下がるなどして、機関投資家の投資基準の下限に抵触すれば、その資産は投資対象にすることができなくなります。

まあ、今回のシングルAへの引き下げはこの半年間ちょっとを見る限り、まだ大きな影響はなさそうですが、今後さらなる格下げがなされれば決して無視できないターニングポイントがどこでやって来るかもしれません。

毎度のことながら、面白いのはどちらのニュースもあまりメディアで大きく取り上げられなかった・・・ということです。

ある意味では予想通りです。

したがってマーケットへの影響もほとんどなかったと思います。

ただし、気をつけなければいけないのはこうした小さな変化が積み重ねっていくと、どこかで「大きな流れ」を生み出し、新たな潮流を引き起こしていくということです。

その流れが誰にでもわかるようになった時は「時既に遅し(=手遅れ」になっていることもあり得ます。

国際的ニュースには目を背けたり無視したりするのではなく、その影響を冷静に分析・判断することが大切です。

それには「ニュースが出たとき」と一定の時間経過後に「定点観測」していくことが基本的な対処法となると思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2026年4月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

注目のお勧め記事!

  1. 2019-11-16

    「残す」「あげる」は割に合わない財産移転方法かも?

    自分の財産を「残す」・・・というのは結局相続となり、相続税がかかります。 自分の財産を「あ…
  2. 2018-1-19

    一人暮らし社会人が東京で幸せに暮らすために必要な家とは?

    昨年11月に不動産情報サービスのアットホーム株式会社が発表したある調査によると、「一人暮らしの社会人…
  3. 2020-6-6

    10万円の給付金/100万円の融資金

    「借りた」お金であれば、当然「返す」必要がありますから、将来の返済のことを頭の片隅に置いたうえで借り…
  4. 2021-2-9

    株式市場が開いている時間の意味

    「市場」というのは、当然そこに来る人がいるからこそ成り立つわけで、逆に言うと、そこに来る人を対象とし…
  5. 2017-5-14

    事実と意見の違いに注意を!

    本を出版するときは必ず「プロフィール」を記載します。 これがけっこう曲者(くせもの)です。 …
  6. 2017-6-7

    率を改善するのか?数を改善するのか?

    学校で、クラス対抗で「女子生徒の宿題提出率」コンテストをしたとします。 ところが、あるクラスの…
  7. 2018-11-1

    投資における借金は「良い借金」

    投資を考えたときに、自己資金だけで行なうのも勿論アリですが、あえて借金をすることでレバレッジを効かし…
  8. 2017-3-25

    経営リーダーに与えられた猶予期間の使い方

    「黒字経営」ということにはどんな意義があるか?・・・と言えば、「その黒字金額分だけ会社は倒産しないで…
  9. 2017-4-23

    【成功法則】成功するために肝要なこととは?

    肉体の筋肉は鍛えることができます。 たとえば、腕立て伏せや腹筋の運動をしたときに、最初は10回…
  10. 2018-1-18

    「5W2H」が「6:1」に分かれる理由とは?

    ビジネスでは「5W2H」を意識することが大切です。 When  いつ? Where  ど…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る