サラリーマンで自分の収入アップを望まない人というのはあまりいないと思いますが、熱烈に望む人もあまりいないような気がします。
熱烈に望んでいないため、「収入アップのための行動」を起こしている人も少なく、何となく給料が増えたらいいなあ~くらいにしかとらえていないのだと思います。
昨今、自動車メーカーの日産が社員の大量解雇をするニュースが流れましたが、毎年数件はこうした報道が出てくるように思えます。
サラリーマンとして活躍できていない人はいつ会社から放り出されるかわかりません。
折を見てサラリーマンとしてのキャリアを振り返って、次のステップをどう進めるべきかと自問することは重要です。
まず、自分が今の会社でどのようなポジションに位置するのかを客観的に俯瞰することが大事で、場合によっては他人の手を借りることも有効です。
自分の市場価値を知りたければ、転職マネジメント会社に登録してみるのも一手です。
今の会社で出世や昇進が現実的に見込める状況なのか?
また、その結果として年収が3ケタ以上(つまりは100万円以上)アップが期待できるのか?
現実的に今年の年収アップは見込めるのか?
もし、その答えが「出世は難しい」「年収アップは見込めない」・・・のであれば、それは自分の力量不足によるものなのか、それとも自社の置かれている状況によるものなのかを見極め、そうしたことをしっかり受け止めておくことが重要です。
現実を受け入れず目を背け続けてはいけないですね。
・・・・・・・・
「年収100万円以上のアップ」を実現する方策は「単純に給料アップ」を狙うか「給料以外の収入アップ」を狙うしか手はありません。
前者の場合、職位を上げる(出世する)ことが最大のコツですが、転職してより高給な会社に行くという手もあります。
後者の場合、「副業を始める(軌道に乗せる)」「投資を行なう」といった手が考えられます。
まとめると、
1.出世して基本的給料の底上げを狙う
2.転職してもっと高給の会社に行く
3.副業によって収入を得る
4.投資活動で収入を得る
いずれにしても1年で収入を3ケタアップさせるのは難易度が高いことですが、それくらいの意気込みで行動を起こすことは大切だと思います(そうしないと本気にならないから)。
お金がすべてじゃない・・・というのもわかりますが、「収入アップ」は現役サラリーマンとして働く限りは常に意識しておくほうがベターです。
そして、意識するだけではなく実際に行動に落とし込むことがさらに重要で、そうすればこれまでとは異なる世界が視界に入ってくるハズですし、それらが自己成長と幸せな人生を過ごすことに寄与してくれると思います。