
知っている人は知っている話ですが、貯金をするためのコツがあります。
それは「収入-貯金額=生活費」という方程式を強く認識して、毎月これを継続して行なっていくことです。
毎月の収入から必ず決まった額の貯金額をまず差し引くので、このルールさえ守り続ければ必ず貯金ができます。
頭でわかっていても、多くの人はついつい「収入-生活費=貯金額」という図式を用いようとしてしまい、すなわち、「余ったら貯金する」という悪魔の囁きに負けてしまいます。
結果、思うようにお金が貯まっていきません。
正しい発想で貯金をしていくことは未来の自分の生活を豊かにするための方策で、その先に待っているのが「投資」です。
そして、この「貯金のコツ」の方程式はそっくりそのまま「投資のコツ」にも当てはめることができます。
「投資額」について、「お金が余ったらやるもの」という発想から「最優先で確保する支出」という認識に改める感じです。
一般的な人は「収入-生活費=投資」という式で人生を設計しますが、これだと資産形成のスピードは一向に上がりません。
そこで次のように変更すると良いです。
「収入-投資=生活費」・・・です。
まず、未来のために投じる額を強制的に天引きし(すぐに投資に充てても良いし、ある程度の額がまとまるまで貯金しておくのも手)、残ったお金で生活を設計をする・・・ということです。
未来の自分の可能性を広げ、自分の選択を増やしていくための方策としてこのような発想を取り入れてみるのも良策だと思います。