
世界の物価は明確に上昇傾向にあります。
日本も同様で、少し前は特に「米価」の値上がりが多くの物議を醸しだしました。
直近のインフレ率は前年比3.5%前後と言われていますが、かつての「1%あるかないか」・・・という物価安定期と比べれば、かなり大きな変化と言えます。
約30年間ほとんど物価が変わらなかった日本にとっては「明らかな構造変化」と言えます。
でも、こうなってもまだ「茹でガエル状態」で時代の変化に気づかない/気づこうとしない・・・という姿勢の人も多くいると思います。
変化に適応しないでいるとやがて淘汰されます。
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これまでの「デフレ経済下においては最適解の現金を握りしめる=現金比率を高める」戦略は、とっくに最適解でなくなってきています。
インフレの時代には現預金の価値は目減りします。
インフレ耐性のある資産に形を変えて保有しておくほうがベターです。
こうした転換期における判断一つが、資産を大きく増やせるかどうかの分かれ目です。
~50代までの人であれば、決して他人事ではなく相当な危機感とチャンス感を持って真剣に考えるのが良いと思います。
投資や資産運用の世界で「たられば」は禁物ですが、その判断/その行動一つで将来の資産形成に大きな違いが出てくる以上、「あの時、◯◯◯しておけば・・・」と後悔しないようにしたいものです。
これからの時代、「投資を学ぶこと」は「資産を守ること」になっていくと思います。