お金は「使うために」あります。
せっかくお金をたくさん稼いでも、その稼いだ分に見合うだけの「使い方」をしなければ、稼いだお金に対してちょっと申し訳ない・・・という考え方を持つと、お金を使うことへの罪悪感は薄れると思います。
ただし、稼いだ以上に使ってしまうと(=支出が収入を上回る使い方をすること)、家計は破綻しますから、そこまでいくと本末転倒になるので要注意です。
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お金の使い方にもいろいろありますが、中には、テレビを観ていてたまたま美味しそうな料理を出しているお店を見かけたので、すぐに行動に移してそのお店へ食べに行く・・・・・・という人もいます。
昔、ヘリコプターに乗って長野県の蕎麦屋までソバを食べるためだけに行く・・・という社長さんがいましたが、まさにそういう行動パターンでのお金の使い方です。
ただおいしい〇〇を食べるためだけに東京から北海道へ行く・・・。
そのために、飛行機に乗る/新幹線に乗る/フェリーに乗る・・・と、移動だけで交通費も結構かかります。
その交通機関の会社の売上となり、利益につながり、社員の給料に反映されます。
移動途中で缶コーヒーを買ったりすれば、その売上貢献にもつながります。
そうやって、いろいろなところでお金を使いながら本来の目的の事にもお金を使う・・・・・・。
→ 微々たるものながら経済が活性化します。
「自分の欲することにお金を使う」と巡り巡って「世の中の為になる」わけです。
実際、「お金を稼いで使う」ということを無視して、一切お金を使わなくなったら経済はまわらなくなります。
「お金を使う」ことで誰かが喜び、迷惑をかけることもなければ、お金を使うこと自体に罪悪感を持つ必要はありません。
むしろ、感謝される存在となります。
冒頭にも書いたように、お金を収入以上に使って家計を破綻させてしまうのはNGですが、お金を稼いでお金を使うことは経済を活性化して豊かにさせる循環機能の役割を持っていますから、ある程度のお金は使って使って使いまくるのが良いと思います。