
年末ジャンボ宝くじの時期です。
昔は何回か購入したことがありますが、もう何十年も宝くじは買っていません。
宝くじは、よく「買わなければ当たらない」と言われ、まあ、実際、理論上はそのとおりなのですが、でも、確率的には「買っても当たらない」と言ったほうがベターです。
いろんな人がいろんな書物で、宝くじの当たらない確率・統計を説明しています。
お金儲けに必要なことの一つは、基本的な「数字を見る感覚」だと思います。
理論的には「期待値」です。
たとえば、期待値が高ければ手を出す意義がありますが、逆に期待値が低ければ低いほど手を出す意義は失われていきます。
「期待値(Expected Value)」というのは、「ある試行を行なったときに平均的に得られる価値」のことです。
「期待値がマイナス」であることにお金を投じてしまうと、理論どおり成果はマイナス=損をすることがほとんどです。
最たる例が「宝くじ」です。
皮肉なことに、お金に困っている人ほど宝くじを買う傾向が強いという統計データまで存在するそうで(その気持ちはわかりますが)、でも、残念ながら宝くじで高額当選することはまずありえない確率です。
「一発逆転に賭ける」という発想は持たないほうがベターです。
宝くじはあくまで遊びのつもりで生活に支障のない範囲に限って購入することが大切だと思います。
聞いた話ですが、英語圏では宝くじのことを「The tax on people who are bad at math(算数ができない人への税金)」とも呼ばれているそうです。
「数字が読めない人」になってお金を巻き上げられなように意識することは大事ですし、もっと堅実・確率の高いことにお金を投じるほうがベターだと思います。
























