
サラリーマンは「厚生年金保険」に強制加入させられているので、65歳以上になって公的年金を受け取る段になると「国民年金(基礎年金)」と「厚生年金」の両方を受け取れます。
前者の国民年金が1階部分、後者の厚生年金が2階部分として、よく「年金の2階建て構造」と表現されます。
サラリーマンではない人(個人事業主や専業主婦など)は2階建ての2階部分がなく、もらえるのは1階部分(国民年金だけ)です。
個人事業主などは現役時代に納める年金保険料はサラリーマンに比べて少ないけども、いずれもらえる公的年金の額は1階部分だけで必然的にサラリーマンより少ない・・・というわけです。
少し変な言い方ですが、サラリーマンは若いときに苦労した分だけ歳をとると報われる(見返りがある)と言えます。
年金に限らず、収入の2階建て構造の発想は大切で有効です。
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国民年金だけの場合、もらえる年金の額は満額で「月69,308円=年831,696円」となります。
厚生年金に加入しているサラリーマンの場合、上記に加えて各々の厚生年金が2階部分として上乗せされるので、合わせて月額約15万円前後になると思われます。
国民年金だけの場合・・・月額約7万円
厚生年金ももらえる場合・・・月額約15万円
ただし、そこから税金や介護保険料等などが引かれての振込となりますので、実際には満額×0.8くらいの覚悟をしておくくらいでちょうど良いと思います。
つまり、国民年金だけ・・・月額約6万円
つまり、厚生年金もアリ・・・月額約13万円
老後の生活をこの金額でまかなう必要があるわけですが、足りなければ貯金の取り崩しをするか、足りるように無理にでも家計をやり繰りするしかありません。
老後は一般的な支出(食費・衣服費・交際費など)は現役時代よりも少なくなると見込めますが、逆に医療費・交通費・旅行代などは現役時代よりも増えると思われます。
その結果、実際に毎月必要となる生活費用は現役時代よりも少し少ない程度と見ておくのが良いかもしれません。
こうしたことは65歳~になってから知っても意味がありません(取り戻せません)。
そのためにも「人生設計(ライフプランの構築)」は重要ですし、同時に「マネープランの設計」も重要なことです。
自分の人生ですから、自分で先々まで予想・推定して経済的な原資を用意する意識を持つ必要があると思います。
























