「たくさんお金を稼ぐ」・・・が意味することの一つは「税金をたくさん納める」ということです。
国のお金の源は、言うまでもなく税金です。そして、公務員の給料は税金から払われています。
所得税は累進課税方式ですから、「お金をたくさん稼ぐ」=「たくさん稼がない人よりも多額の税金を納める」という図式が成り立ちます。
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お金は「入と出」を管理することが大切で、「入」は稼ぐことで、「出」は使うことです。
「使う」ことの中の一つが「納税」です。
そこまでキチンとお金の流れを押さえて初めて「お金の管理ができている」と言えます。
つまり、稼ぐだけで納税のことを忘れていてはいけない・・・ということです。
そろそろ確定申告の時期ですが、その後にも一般的には住民税や固定資産税や自動車税などの納税時期がやってきます。
そのときになって「お金がない!」と慌ててはいけませんね。
せっかくお金を稼ぐ能力が高かったり、お金をたくさん稼げる環境下にある人なのに、その先で巧妙に不納税の抜け道を探して納めるべきモノを納めようとしないようではうまくありません。
日本に住んで暮らしているのは、自分以外の人たちの納税資金のおかげで暮らせているとも言えます。
人は誰でも、必ず過去の納税者のお世話になっています。
納税をしっかりして、お金の流れを完全マスターすることがやはり大事なことだと思います。