3億円と言えば、昔は警察官の格好をした強盗犯の代名詞でした(3億円強盗事件)。
やがて、宝くじの前後賞合わせた当選金になり、今では1等賞だけでも3億円を超える金額になりました。
3億円というと、とてつもなく大きな金額に思えるものですが、経営者の中には1か月の売上金額だったり、1日の売上金額だったりする方もいらっしゃると思います。
サラリーマンには、年収3億円と言ってもピンとこないどころか戯言にしか聞こえませんが、「生涯賃金3億円」というと、妙に親近感・納得感が出てきます。
たしかにサラリーマンで年収3億円なんてまずムリな話です。
ただし、これが年収ではなく「資産」として3億円であれば、まんざらムリでもなくなってきます。
その代わり、形成するまでの時間が必要です。
いきなり1年やそこらで資産3億円をつくることは難しいです。
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生涯賃金が3億円だとすれば、それを早い段階で稼ぎきってしまえばいいのですが、並行して自分の資産形成を行なうことが大事です。
まずは、お金を貯めるところからスタートです。
貯金額を10万円、100万円、1000万円・・・としていき、途中で「増やす」という手法を用いることで3億円へステップアップするまでの時間を短縮できます。
ジャンボ宝くじを買って一気に資産3億円を目指そうとしても、確率的には相当厳しいです。
一般的には当選確率は1000万分の1、つまり、0.00000001%です。
毎年宝くじを買い続けるより、正しいお金の流れを順に進んでステップアップすることで3億円を手に入れる道を歩むことが大切だと思います。
宝くじは当たればラッキー! くらいの軽い気持ちでやるものです。
たとえ現在の資産がゼロであっても、時間をかけて順に10万円→100万円→1千万円→1億円→3億円・・・というステップ踏めば良いのです。
何もしないで惰性で生きるよりも、少しでもチャンスがあればそれに向かう(←ただし、自分でコントロールできることが前提)姿勢は大切です。
今の収入・・・今の生活環境等によって資産3億円が構築されるまでに要する時間は個々人バラバラです。
でも、正しいプロセスを経ていけばゴールに必ず到達すると信じています。