借金には良い借金と良くない借金があると言われます。
良い借金とは投資に充てる借金で、良くない借金とは消費・浪費に当てる借金です。
良くない借金は、ヘタをすると借金の返済のために新たな借金をするという負の連鎖に陥ります。
そうなると「自由に使えるお金が自分にはない」ということが重くのしかかってきて、人生は辛く苦しくなります。
なぜなら、人が生きていくうえでは、自由に使えるお金が手元にないと人は精神的にも行動的にも制限・束縛され人格が崩壊していくからです。
だから、消費・浪費に当てる借金は決してやってはいけないと思います。
私は、カードローンなどは怖くて持ちたくありませんし、使う気もありません。
クレジットカードも使うのはポイントを得ることができるから・・・が主な理由です。
クレジットカード払いにした金額は必ず口座振替の日まで別枠でとっておくようにしています。
そうすれば決して使いすぎることはない(=お金を持っている以上に使うことはない)からです。
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仮に、今良くない借金がある人の場合でも、良心的な人・まともな人であればその借金を返済しようと日々生活費を切り詰めて少しずつ借金を返す努力をされているハズです。
その努力を怠らず、その姿勢を崩さなければいつか必ず返済し終える日が来ます。
その頑張りはとてもすばらしいことだと思います。
この場合、返済し終った後の行動が大切です。
引き続き今までどおりの行動・生活パターンを維持されて、それまで借金返済に充てていたお金を今度は貯金にまわすという流れにすると良いと思います。
がむしゃらに返済してきた行動パターンをやめないで続ける!ということです。
そこから、新たな経済設計が始まります。
新たな人生が始まると言えるかもしれません。
これまでの借金返済人生は、これからの人生を構築するための準備期間だったと思えば辛かった試練も和らぐかもしれません。
出来事は一つでもとらえ方はさまざまです。
借金の返済もまた幸せな人生の道だった・・・と思えればいいわけです。
意味付けの仕方を変えれば、借金を返済中の人もまた幸せ者だ・・・と言い換えることができると思います。