渡辺直美さんが出ているアフラックのテレビCMで、新しいタイプの保険商品の宣伝をしています。
「保険で医療費は賄えても生活費や教育費はどうするのよ!」・・・というセリフが妙に共感できます。
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以前、ある人が将来の経済的不安の話をしているときに「そんなのは保険で賄えば大丈夫・・・」と言っていたのを思い出しました。
医療保険と言っても治療費・入院費が賄えるだけのことであって、生活費を一生涯面倒見てくれるものではありません。
何とも的ハズレな言い分なのですが、やはり私のような現実主義者と学者のような机上空論者とでは物事(の本質)をとらえる姿勢がそもそも異なるな、と感じたものです。
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ある人が言っていました。
病院ではお金の問題(=経済的理由)で有効な治療を受けられなかったり、十分な治療期間を取れない人も多々いる・・・と。
でもそうした中で、仕事ができなくても(あるいはしていないのかも?)お金のことをあまり気にせず治療に専念できる人もいる・・・と。
それはどういう人か?と思ってその人が聞いてみたら「大家さん」だった・・。
その人は「大家さんっていいなあ・・・」「やっぱりお金は大事だね」と言っていました。
自分が健康でも家族が病に倒れたり、看病・介護等で自分も仕事をできなくなる恐れは(家族のある人なら)誰にでもあります。
そうしたとき、自分が働かなくても問題なく入ってくる収入源を持っていることは本当に身に染みてありがたく思えます。
それは、別に不動産投資による家賃収入である必要はありません。
要は「自分が働かなくても入ってくる収入の源泉」であればいいわけで、私はこれを「権利収入」と呼んでいます。
権利収入の対義語は「就労収入」です。
積極的に「お金が入ってくる流れ」をつくる姿勢は、健康のこと、老後のこと・・・などいろいろな意味で大切だと思います。