サラリーマンは自分の手元にあるお金をとにかく支出しないように・・・と守ることに意識を向けがちです。
そのため、お金を「貯める」ことばかり考えて手放そうとせず、「貯める」の先にあることに意識を向けられません。
「貯めるの先にあること」とはお金を「増やす」ということです。
お金を増やす・・・ためには、自分の手元からお金を飛び立たせることが必要です。
一時的にせよ恒久的にせよ、お金を手放さすことが怖くてなかなか踏ん切りがつかないのが一般的なサラリーマンだと思います。
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ところが、その大事なお金をいったん手放して自分の元から飛び出させてあげると、不思議なことにさらに大きく成長させて(増えて)自分の元に戻ってきます。
この仕組みが作れれば面白くなります。
手持ちのお金や貯金がゼロになっても、お金の流れの仕組みがしっかりと構築できていれば、むしろお金は安定します。
お金は、増やす(=投資をする)ことで、お金の流れを太くすることができます。
増えたお金を再投資していけばますます流れが太くなり強力となります。
ひいては自分の人生が豊かな流れに入っていくことになります。
手放すことで逆に大きく太くすることができる・・・ということです。
子どももいつまでも親と一緒に住んでいたら、人間的に成長することができません。
早く親離れ・子離れをして、互いに独立して生活をする経験がかえってお互いを成長させてくれます。
それと似ています。
あえて手放す・・・それがお金を増やすためには必要なことだと思います。