お金は手元でじっと貯め込むよりも、適度に外に出して流通させてあげることが大事だとよく言われます。
もともと紙幣・硬貨が登場する前、世の中は物々交換の時代でした。
ところが、それでは重いものを交換するのが大変なので、もっと簡単に持ち運びができて、みんなが等しくその価値を認めるものとしてお金は生み出されました。
そういう意味では、お金は他者への思いやりから生まれたものでもあるわけです。
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人が楽しい場所に集まりたがるようにお金も楽しいところにたくさん集まっていく・・・といわれます。
なぜなら、お金はお金自身で動くことができず、必ず「人とセットで」動くからです。
カジノなどギャンブル要素の強い場所には人も大勢集まりますし、その分お金もたくさん集まります。
(いつも必ず・・・とは言えませんが、)お金をたくさん貯めているだけの人のところよりも、お金を何らかの目的意識をもって使う人の元へお金が引き寄せられるように流れていくと思います。
また、お金の流れ(=経済の流れ)を意図的に作り出した人(=経営者)のところにもお金は集まっていきます。
お金は「使う」ためにあるものですから、持っているなら使えば良いし、必要以上のお金を無理に求め過ぎない姿勢も大事だと思います。