相続貧乏の不思議?

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私は今53歳ですが、45歳のときに妻を病気で失って以来、自分が死んだ後の子どもへの相続のことを折に触れて考えてきました。

まだ明確な唯一無二の解答を導けていませんが、ある程度の方向性は認識したうえで、日々を暮らしています。

家庭を持つ人は、人生のどこかで「相続」について考える機会を持つだろうし、またいろんな観点から考えることが大切だと思います。

相続税に関しても法改正があったりしますし、少子化と高齢化に伴って今後ますます相続について考える人は増えていくのではないか・・・と思っています。

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一般的に「相続」というのは他者(多くの場合は親)から正の財産を受け取ることを言います。

また、「貧乏」というのはお金が出ていき過ぎてお金が不足状態にあることを指します。

したがって、原則的には相続をして貧乏になるというのは矛盾することですが、ところがどっこい世の中は不思議なモノで、相続をすることによってかえって貧乏になる・・・ということが現実的に起きています。

親からの財産をもらってなぜ貧乏になるのか?

それは「相続財産イコール金銭ではない」というところに原因があります。

たとえば、不動産・骨董品・絵画などの遺産を引き継いだ場合、それらの合計が相続税を支払わなくて済む範囲内であれば良いのですが、それを超えて相続税対象となったとき、「納める税金はあくまでも金銭」なので、自分の手元に金銭がないと税金を納められません。

また、税金を納めたところで、結局その分手持ちのお金が減ってしまうわけですから、それはそれで生活パターンに支障をきたす恐れがあります。

そうしたことから、場合によっては「相続貧乏」なる状態に陥ることも起こりうるわけです。

相続した財産を換金するのに時間がかかる・・・手間暇がかかる・・・となれば、税務上の計算における評価額と実際に換金したときの手取り金額とに開きが生じ、骨折り損のくたびれ儲けになることもあります。

相続貧乏になりたい人なんていないでしょうから、親は(まあ誰であっても)自分の相続人に不便・迷惑をかけないように事前に画策しておくことが大切だと思います。

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