「敬老の日」である今日は、若い世代の人も少しだけ「老後」ということを考える機会にすると良いと思います。
考える中身には「お金・生活・趣味・友人・・・」などがありますが、特にお金に関しては「老後を迎えるまでにいくら貯めようか」という発想を持つより、「老後でも毎月稼ぐ方法はないだろうか?」という発想を持つほうが良いと思います。
ある程度の「貯金」はイザ!というときの出費に必要ですが、老後も稼ぎ続けられる手段を現役時代のうちから準備しているという生き方はきっと今の若い段階からも有効な生き様になると思います。
貯金で数千万円を用意する生き方よりも、貯金は数百万円しかなくても毎月数十万円が入ってくる・・・というほうが人生はハッピーに暮らせると思います。
今月も数十万円収入がある・・・来月も数十万円入ってくる・・・というほうが生活設計はしやすいですし、何より精神的に健全な状態を保ちやすいと思います。
仮に「1億円貯めました。でも毎月の安定した収入は年金だけです・・・」というのでは、結局のところその後の人生は「貯金の取り崩しとのせめぎあいの生き方」になります。
自分が何歳まで生きられるか?なんて誰にもわかりません。
その間に、貯めておいたお金が減る一方だというのは、最初は大丈夫でも徐々にかなり精神的にプレッシャーがかかり、やがて恐怖に変わっていくと思います。
貧すれば鈍す・・・ともなりかねません。それこそ「長生きするのが怖い」・・・となります。
「長い生きするのが怖い」ではなく、「長生きして良かった/長生きするのが楽しい」という生き方を選びたいものですね。