お金を稼ぐと必ずついてくるのが「税金」です。
社会保険料・・・というのもついてきます。
稼いだお金が丸々すべて自分の好きなように使えるわけではない・・・ということです。
人によっては、ある月に100万円稼いでも実際に使える(使って良い)のは40万円くらいだったりします。
ここを気をつけておかないと、後々苦労することになります。
言い方を変えれば、「稼ぐことも大事だが、稼いだ後も大事」・・・ということです。
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税金などの稼いだお金から自分が支払うもの以外でも、高給になると、たとえばもらえたはずの各種手当がもらえなくなったり減らされたりするケースもあります(自治体や会社にもよります)。
主婦や学生などでは、世帯主の扶養から外れて自分で保険料や住民税を支払うことになる場合もあります。
お金を稼ぐ・・・ということは、こうした諸々のことをすべて覚悟する、自己責任の原則の元ですべて受け入れる、という意識が大切です。
ただし、人が生きていくためにはお金がどうしても必要ですから、お金を稼がなくていい・・・という選択肢はまず選べません。
お金を稼ぎ始めときから、人はずっと稼ぎ続けなければいけないレールに乗っかるわけです。
折しも「老後の生活は年金だけでは2000万円不足する…」などと金融庁が発表しているご時世です。
給料という名のお金を稼ぐのか、年金という名のお金をいただくのか、はたまた配当金・家賃という名のお金を得る仕組みを持つのかは別として、とにかく人は「お金を稼ぐ」こと以上に「お金を稼ぎ続けること」をしっかり認識することが重要だと思います。