長期投資をするときに重要なことの一つは「投資対象物が無様に消えて無くならないこと」です。
その長期の間に無様に消えて無くなってしまうようでは、投資は必ず失敗します。
無様でない・・・・・・たとえば、株式で言うと他のしっかりした会社とM&Aをすることによってさらに企業価値がアップするようなら問題はありません。
株式投資には「良い会社」という概念に対して唯一の正解はありませんが、「投資してはいけない会社」という概念では唯一の正解があり、それが「無様に消えて無くならないこと」だと思います。
そのため、銘柄選び(投資先選び)では潰れそう会社を選ばない・・・ことが大事になります。
株式投資は(←投機ではなく)基本的に売らないことを前提としていますから、「無様に消えて無くなる/潰れる」といったことだけは何としても避けなければいけません。
同じことは、不動産投資にも言えます。
「良い物件」ということに正解は一つではありませんが、「投資してはいけない物件」という意味では「無様に消えて無くならないこと」を前提に選ぶことが大切です。
会社で社員を採用するときも同じです。
「無様に消えて無くならない人」を採用することが大切です。
いろいろな局面で「これ(モノ・人)は無様に消えて無くなるようなことはないだろうか?」と、立ち止まって考えてみる姿勢は大事なことだと思います。