マンション投資の中でも、主に単身者を対象にした「一部屋の中古・ワンルームマンション」投資というのは、比較的誰にでも投資しやすいものです。
なぜなら、費用面において支払うお金が少なくて済むからです。
マンション1棟丸ごとを買うのではなく、その中の一部屋だけを買うので「区分投資」とも呼ばれています。
当然、一戸建てやアパート・マンションの一棟モノに比べると土地の所有権は少なくなります。
また、年数が経てば経つほど老朽化していきますが、まあ、これはどの不動産でも同じことです。
そういったことから、ベテラン投資家からはあまり見向きもされなかった傾向にありますが、ここにきて俄然注目を浴びていると聞きました。
背景には「金融機関の一棟モノへの融資の規制/制限」があるようです。
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不動産投資(不動産賃貸業)で大切なのは「入居者の有無」が一番です。
これが前提となっていなければ、投資(事業)自体が成り立ちません。
また、「マンションの建物管理」も長い目で見て非常にf大事なことです。
「建物管理がしっかりされてして入居者がいる」のであれば、すなわち「賃貸需要がある」のであれば、マンションの価値はそれほど下がりません。
実質の家賃収入で2万円~6万円程とれるのであれば、そこから逆算して「投資利回り」が魅力的になります。
つまり、どんなに年数が経っても、またその土地の価格がどうであれ、家賃収入が得られるのであれば逆算利回りして300万円~1400万円ほどの価値があることになります。
区分マンションでも財産価値は十分に担保されると言えます。
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世界を見ると、ヨーロッパやアメリカでは築100年以上の住居が多く存在しています。
築年数にこだわらず、今現在で「住める/使える」と判断されるなら、流通するだけの価値が認められているわけです。
それが世界のグローバルスタンダードですが、日本は残念ながらそうしたことに気づく人がこれまでは少なかったのかもしれません。
でも、最近では多くの人がそうしたことに気づき始めてきています。
区分マンション投資はあまり儲からないから・・・といって敬遠してきた人も多いと思いますが、区分だって十分「投資」たり得ます。
私も実際に区分での中古のワンルームマンションを複数戸持っています。
ガラパゴスな発想に囚われて狭い視野に陥ってしまうことがないように、いろんなことを学び、勉強し、トライしてみると良いと思います。
区分マンション投資でも、数をこなせばそれなりに面白い投資になると思います。