自分で働かなくてもお金が入ってくる仕組みの一つの例は「株式の配当金」です。
一般的な上場会社であれば、年に2回の配当金を株主に還元しています。
株主は、自らが働かなくても、単に「株式を保有している/株の名義が自分になっている」というだけで、配当金を得る正当な権利を有していることになります。
これは極端な例でいえば、上場株式を売却した後であっても、決算月末の株主名簿に登録されている名前が自分であれば、(配当金が支払われるときに自分はもう株を売却して実質株主ではないのに)名目上は株主名簿に載っている株主なので配当金を正当に受け取る権利がある・・・となります。
実質ではなく「名目上、権利を有していれば良い」ということです。
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「自らが働かなくてもお金が入ってくる仕組みを持つ人」と対極にあるのは、「自らが働かないとお金が入ってこない人」であり、それはたいていの場合は「そうした仕組みの一部になっている」ことが多いものです。
言わば、「仕組みを持つ人」と対極にいる人は、結局「何らかの仕組みに組み込まれている人」・・・だということです。
どうせなら前者になりたいものですが、ほとんどの人はそもそもこうした発想がないために、自分が後者に属していることに気づいていません。
私も、20代~30代までは気づいていなかったように思えます。
早い段階でこのことに気づくことが大事だと思います。
自らが働くときに得られるお金は「加算的」なレベルに留まるだけですが、仕組みを持って得られるお金は「乗算的」に収入が伸びていきます。
そして、自らが働くとそこに「自由はあまりありません」が、仕組みによってお金が得られるなら、基本的に自分は「自由を満喫」することができます。
仕組みをつくった人・・・仕組みを持つ人は強いです。
人生をハッピーに過ごすためにも、何らかのお金を生み出してくれる仕組みを持つと良いと思いますし、私の場合はそれを株式から不動産にスイッチして、それが奏功したと思っています。