政府や官公庁などが発表する「平均的な〇〇」というデータは、自分にそのまま当てはまるとは限らないものです。
平均にはワナがあり、意味があるように見えて実はあまり意味がなかったりします。
発表数字等はあくまでも「他人のこと」だととらえて、自分の人生においては自分の目と頭で考えて、決定していくことが大事です。
平均数字に一喜一憂しない・・・という姿勢が大切だと思います。
「お金」についても同様です。
発表された数字を参考にしつつも、お金に関して最後は自分でしっかりと検討・決断をすることがお金の不安をなくす近道になると思います。
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日本では、子どもの頃から学生時代にかけてまったく「お金の教育」を受ける機会がなく、せいぜい家庭内で親や祖父母からの教えを得るくらいでしか人はお金についての知識や知恵を学んできていません。
優秀な人は「自力学習で」学んできていますが、そういう人は少ないと思います。
親や祖父母からの教えがなく、また自分で学ぼうとする機会もなければ、それこそまったく「お金の教育ナシ」で育ってきたことになります。
知識武装なくして「知識武装と実践経験あり」の人と対等に渡り合っていくことは難しいものです。
お金の知識・教育を得ることに遅いことはなく、何歳になってでも学ぶ姿勢が大事だと思います。
お金に関することには、専門用語や複雑な仕組みもあるので、「しっかり身につける」ことを怠ると、「自分がお金を使う」のではなく「お金に自分が使われる」ようになりかねません。
また、お金のことはよくわからないから・・・といって、専門家と呼ばれる人たちに任せっきりでは、いつまで経っても自分でお金の将来設計を描くことができず、ひいては人生計画(ライフプラン)もままなりません。
お金の教育は重要です。
将来苦労をしたくなければ、早い段階でお金に関しての学びを実践し、お金の教養をたくさん身につけ、若いうちからの投資経験を行なっていく姿勢が必要だと思います。