多くの人(特にサラリーマン)は、「収入」もしくは「収入が増える」という「結果」を求めます。
道理で言えば、そのためには「収入が増える原因を作ること」が必要です。
それなのにその原因に当たることをしようとせず、単に結果だけを求めようとする人が多く見受けられます。
ちょっとナンセンス・・・です。
では、収入が増える原因は何か?
・・・と言えば、会社内での働き方や働く時間や種類などいろいろありますが、別の観点で言うなら「財資産を持つこと」です。
■参考:過去ブログ『財資産について』
http://ameblo.jp/superameba/entry-11070510867.html
お金そのものを求める姿勢ではなく、お金を生み出すものを求めるという姿勢が大切です。
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少し見方を変えれば、自分自身が一つの財資産であるべき・・・とも言えます。
お金をどんどん食い散らかしていくだけの人間になってはいけない、です。
何事も素直に受け止め、謙虚に聞き入り、知識と経験を吸収して知恵に昇華する・・・そんな心の姿勢が大切です。
過去よりも現在のほうが成長していると自信をもって言えるようであれば、たぶん財資産になっていると思います。
自分自身は価値をもたらす存在でない、と思うようであれば、たとえお金が入ってきてもすぐになくなってしまいます。
一般的に多くのサラリーマンは会社で働くことに関してあまり深く何も考えないでいますが、発想次第では「自分自身という財資産を稼働させてお金を生み出している」・・・とも言えるわけです。
自分という財資産の「能力」と「時間」を使って価値を会社側に提供して、その見返りに「給料」という名のお金を得ている・・・と解釈できるからです。
そう考えれば、もし給料を上げたい!と思うならその結果を導く原因はこうとも考えられます。
1.能力を高める
2.時間をさらに費やす
2には限界がありますが、1には限界はありません。
重点を置くべきは1の「能力を高める」ほうで、二次的に2の「時間を費やす」ことがサラリーマンには大切なことだと思います。
いずれにしても、留意すべき重要なことは「お金ではなく財資産を手に入れる/増やす」ことにあると思います。