医療保険の本質は「収入補填」かも?

生命保険に入るとき、セットで医療保険にも加入する人は多いと思います。

「医療保険」というくらいですから、保険金が降りるのは「入院や治療など」医療に関して一定の条件を整えたときです。

たとえば、病気やケガで数ヶ月の長期入院を余儀なくされた場合、サラリーマンの場合は会社がその間の給料を保証してくれることはまずありません。

(でも、有給休暇を使えばその分はもらえますし、傷病手当制度を利用すれば定められた分は後でもらうことができます)

自営業者になると、そんなに長い間仕事を休むと収入が途絶え、家族が路頭に迷うことになりかねませんから死活問題です。

高額治療費の還付制度がありますから、医療費のある部分については一定の還付を受けられますが、それはあくまで「医療費の一部分」であって、生活費の保証ではありません。

こんな時、入院している日数に応じて何らかのお金が入ってくるとしたら、患者としてはこんなに嬉しいことはありません。

それが「医療保険」による保険金です。

したがって、そう考えると医療保険は「収入補填保険」の役割を含んでいると解釈することができます。

表面的に「医療保険」と呼んでいますが、「収入補填保険」でトリガー(条件発動)は「入院や治療時」と理解するのが当たりかもしれません。

最近はそのままズバリ!で「収入保障」を謳った保険がいくつも登場していますが、保険はとにかく名称に惑わされないことが重要です。

たとえば、「定期付き死亡保険」というのも、本質は「死亡保険付き定期保険」が正しいと思っています。

保険の名称は一般市民が先入観でイメージするのとは別の定義で設けられているケースがよくあるので、本当に留意しておかないと「そうだとは思わなかった!」・・・と後悔する羽目になります。

保険の世界は一般的な常識論が通じない世界だと思って、保険加入に当たってはじっくり検討することが大事だと思います。

 

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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