サラリーマンが内包しているリスクとして考えられることに「会社の倒産=失業」や「リストラ≒失業・収入減少」や「精神的疾患≒失業・就労不可・収入減少」などがあります。
いずれも、言えるのは「自分に原因がある・ないに関わらず、意図しない収入の減少」というリスクです。
幸い、これらのリスクの発現率はそれほど高くはないと思いますが、それでも人によってはやはり発現してしまう恐れがあります。
いくら発現率が低いと言っても、誰でも内包しているリスクですし、やはりそれなりに対抗措置を講じておくことが大事です。
その対抗措置の一つに挙げられるのが、何らかの「保険」です。
ところが、この「保険」というシロモノは保険料という代金が高く、すべてをカバーしようと思うととてもとてもサラリーマンが月々支払えるような金額には収まりません。
月々支払うことができる保険料でカバーできるのは、せいぜいリスクのごく一部分だけ・・・です(このことに多くのサラリーマンは気づいていないようです)。
そこで、私がいつも提唱しているのは「不動産投資による家賃収入」という権利収入の手立てです。
これを構築するのには時間とお金が必要ですが、でも、サラリーマンはそれをかけるだけの時間とお金を用意することが比較的容易にできるところがポイントです。
だからこそ、サラリーマンとして会社に所属しているうちに、早く、確実に、手堅く、構築していく姿勢が大事だと思っています。
スタートは早ければ早いほど、後々がラクです。
意図しない収入減少リスクをカバーするためには、自助努力で自分の力で何かしらの手立てを講じる必要がありますが、大きなくくりで言えば「権利収入」を持つことがやはり大事だと思います。