今さら・・・のちょっと古い話ですが、今年度(2020年度)に入って、全国87の地方銀行・第二地方銀行が定期預金の利率を従来の5分の1にあたる0.002%に一斉に引き下げを行なっています。
横並び・・・というのが、なんとも日本の銀行らしいところですが、それにしても凄まじい超低金利です。
これだと5万円以下のお金を預けても利息が付きません!
100万円を預けても1年でたった15円しかもらえません!
定期預金にお金を預けるときに粗品としてもらえるティッシュなどのほうがよほど高額です。
まあ、とは言っても、考えてみれば引き下げ前の定期預金の金利も0.01%だったわけですから、そもそも銀行にお金を預けてもお金はほとんど増えない状態がずっと続いていることに変わりはありません。
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1年で15円のお金をもらうために手元にある100万円を軟禁状態にして使えないようにする意義があるのか・・・?
→ あるとしたら、それは確実に1年後に支出が見込まれている何某かの費用に充てるときくらいだと思います。
そうした「確実に必要になる支出費用」はリスクを極力抑えて安全に確保しておくことが大切です(子どもの教育資金など)。
でも、余裕資金で差し当たって使い道がないお金であれば、勇気を出して「運用」にまわしてみる姿勢も大事だと思います。
それくらいの一種の遊び心を持った大人でありたいものです。
杓子定規に安全ばかりを追求するのではなく、余裕資金に限って冒険してみる・・・という挑戦心を持つ大人のほうが魅力的のような気がします。
まあ、人それぞれ感じ方は違いますから、一切の投資・運用を拒否する!・・・という生き方もアリですが、私は」お金を使わないで保管しておく分と運用にまわして運用を楽しむ分があっても良いのではないか?!」・・・と思っている派です。