生きていくうえで十分なお金を持っていないことを極端に恐れ、その結果「お金の奴隷」になってしまう人がいます。
お金の奴隷になると、物事を計る尺度は「自分が得するお金・便益」になりがちです。
自分が得をするのでなければ関わりを持とうとしない/損になることはしない/自分のお金はできる限り支払いたくない(でも、商品・サービスは欲しい)・・・という言動に陥った時は「お金の奴隷」になっている怖れ大です。
そうすると、人はお金の奴隷になることを無意識のうちに恐れるのか、恐怖心から逃れるために少しでも高給与を約束してくれる仕事に就こうとします。
お金のために自分が働く〈働こうとしている)・・・ということに何の疑問も持たないところがうまくないところです。
→ お金が自分を働かせているという、お金にコントロールされた人生になっていることに気づいていない・・・わけです。
一方で、お金の奴隷になっていない人は逆に「お金に働いてもらおう」と発想します。
自分のためにお金を働かせる/お金に気持ちよく自分のために働いてもらおう!・・・と考え、そのための方策を練ります。
お金には目に見えないパワーがありますが、そのお金の持つ力に屈せず、恐れず、その意識を乗り越えて逆にお金を使いこなす・・・といった発想が大事だと思います。