有名な投資家ウォーレン・バフェットに関することでビル・ゲイツのこんな言葉があります。
「数字に強い人が必ずしも良い投資家というわけではない。
ウォーレンが他の投資家よりも高いパフォーマンスをあげているのは、別に勝率の計算が得意だからではないし、むしろそんなことは全く関係ないと言える。
彼は信じられないほど良い球(チャンス)でないとスイング(投資)しないだけだ」
→ ウォーレン・バフェットが野球をするという話ではありません。
彼は自分が満足できる投資機会が来るまでじっと待ち、逆にそのチャンスが来たら迷わず一歩踏み出すということを言いたいのだと思います。
そのタイミングは、バフェットにはバフェットのものがあり、他の人には他の人のものがあります。
投資活動では「100%完璧」なんて狙っても意味がありません。
なぜなら、そんなタイミングは永遠にやってこないからです。
何かが良ければ別の何かが良くない・・・といったように、常に何らかのリスクを多少は孕んでいます。
そのリスクを承知のうえで、リスクを許容し、リスクを背負える範囲で背負って構わない・・・という覚悟と勇気が大切です。
自分が想定・許容できるタイミングが来たら投資出動をする!という姿勢は崩さず、後はそのタイミングがくるのを虎視眈々と狙って待ち続ける・・・という長い目で見た我慢の時期も大事となるのが投資活動です。
投資には時間が必要/時間を味方にしなければいけない・・・とはよく言われることですが、実際、それができるかできないかでその先が大きく変わっていきます。
「休むも相場」にも通じる概念ですが、「あえて何もしない/無理に投資しない」という姿勢は本当に大切だと思いますし、チャンスが来たらすぐさま行動に移すということがさらに大事ですね。