アメリカ・大リーグで活躍する大谷翔平選手の来季の年俸が3000万ドル(日本円にして約43億4000万円)というニュースが過日報道されましたが、何とも素晴らしくすごい話だと思います。
大谷選手のメジャー一年目/2018年の年俸は54万50000ドル(当時のレートで約6000万円)ですから、6年で約55倍になっています。
日給換算すると約1200万円ですから、一般人にはもう想像もつかない次元で、普通には到底使えない金額です。
今日は25日で給料日だというサラリーマンも多いと思いますが、いやはや何とも比べようもない話ですね。
・・・・・・・・・
最近ではいろんなスポーツ選手の年棒が上がってきましたが、かつて「プロ野球選手の年俸以外はたいしたことがない」という時代がありました。
サラリーマンでも年収1000万円超の人はごくわずかで、ほとんどの人は年収1000万円というのは夢のまた夢のレベルでした。
そう考えると、今の時代はいろんな職種・業界において自分次第でお金を稼げる良い時代になったと思います。
まあ、そうは言っても、やはり確率・統計で言うならサラリーマンで年収1000万円超になるのはまだ限られた人たちだけで、ましてや年収2000万円以上ともなると至難の技だと思います。
個人自営業でも同様ですが、雇われ人であるサラリーマンよりは個人自営業者や雇い人側である起業家のほうが年収の上限を高くできる可能性は高いと言えます。
年収だけが大事ではありませんし、人生がお金で決まるわけでもありませんが、でも、やはり、ある程度のお金(年収)がないと人生は豊かになりません。
サラリーマンやアルバイトで年収1000万円も稼ぐとしたら結構優秀だと思います。
個人事業主や起業家で年収2000万円超となれば、そうした人もまた優秀だと思います。
一般的に言えば、前者(サラリーマン)は「作業」をお金に変える人で、後者(個人事業主や起業家)は「価値」をお金に変えている人・・・です。
多くの人はこの違いに気づくことはありません。
そのため、「独立起業したんだ」と言いながら作業に勤しみ、時間に追われる生活を余儀なくされて、その結果、年収も伸びず、時間を切り売りするスタイルを継続していることに気づかないでいる元サラリーマンの人も多くいます。
これでは才能や能力に関係なく収入の伸びが限られてしまうのは仕方ないと言えます。
時間に縛られ続けることなく収入を青天井で上げていくには、作業労力ではなく「価値を創造し対価に変える」という意識を持つことが大事だと思います。
この価値が自分の未来を大きく変えてくれます。
大谷選手はそれができているからこそ、冒頭のような破格のレベルに年俸が上がっているんだと思います。
同等の収入を目指す必要も意義もありませんが、自分の夢や目標に合わせた程度のレベルで意識を向けることが大切です。
「価値を創造する」ことが適切にできれば、自分の年収を上げると同時に自分の時間も増やすことができ、つまりは自由になることができると思います。
経済的自由・行動的自由・精神的自由を勝ち取り、自分の幸せと家族の幸せを同時並行で追及していけるような生き方を目指したいものですね。